10/22 山木梨沙ちゃん バースデーイベント in 名古屋
生で見る梨沙ちゃんは非常に綺麗で、声の響きや表情は素晴らしくて。
これをもっと早くに浴びていたら、手渡しでものを貰っていたら、、、、自分が握手やサイン会、そんなものにお金を使っている世界を少しだけ夢想した。
卒業発表が金曜日、そこから4日。本人が緊張したのかどうなのかは本当のところ分からないが、発表後初めての舞台だったため少し不安な部分も勝手に大きくなっていた。
いつものように各地のハロショを訪れ、買うものないなと適当に写真を選る。
入店してすぐ、カントリー・ガールズの2016 春夏の映像が流れていることに気付き、感傷に浸る。
(それにしても写真の品切れが多すぎやしないですかと思いながらも、店員の作り笑顔にまんまと隙を突かれ、好きになって許してしまう)
一時間前にミッドランドスクエアシネマの雰囲気に気圧されながら5階へ行き、一休みしていたがカップルとファミリー層の多さに違和感を抱く。
ミッドランドスクエアシネマ「2」であることを思い出した。「自分がいていい場所ではない」とそそくさと後にする。
ミッドランドスクエアシネマ2の外には既に列があり安心した。全く見覚えがないけれど見たことがある感じがする。
上々軍団の声が聞こえた気がした。
そもそも物販に関してはパーカーが売られないことを知った上に通販で買えてしまうのかとなったため室内へ。
そして会場、席についてあまりの近さに驚いた。
二列目。昨日申し込んだのに二列目。
ただこの時点では嬉しさよりも不安が大きかった。
いつもはファミリー席で静かに見ている。
これはアイドルを見るというよりはコンサートに参加するの意味合いが強かった。
(事実、楽しかったと連呼しておきながら研修生発表会も舞台上というよりも劇場そのものの雰囲気を楽しんでいたように思う。)
この距離では遂にアイドルを見ることしか出来なくなってしまっている。跳ばない、叫ばないの自分はこの場所にいてしまっていいのだろうか。
そしてついに開演。
MCをカットして歌唱メインでやり遂げた。とてもテンポがよくて楽しかった分、時間が早く過ぎてしまい寂しさも強かったような。
セットリストはTwitterなどに載っているので省くことにして、印象に残ったものを。
【ロマンチック浮かれモード】
しょっぱなから少しだけ口角をあげながら独特の自信を垣間見せる堂々のパフォーマンス。え、昨日3時までスプラトゥーンやってたの? 本当に?
【涙の星】
自分はこの人の何が好きって最初は歌声だったことを思い出した(何度か他所で言ったことがあるかもしれない)。丁寧に一つ一つ確かめるような歌いぶりに金曜日以降初めての涙が。「あぁ辞めてしまわれるのか」と悔やんだと共に清々しさはあった。これを聞けたのならもう仕方ないのかもしれない。
【傘をさす先輩】
番傘片付いて良かったね!!
持ち歌だけあって完成度が素晴らしかった。
おそらく人生最後になりそうな曲だったので聞けたのは嬉しかったですね。
【ラララのピピピ】
最後の曲、として来ることは知っていたけれどそれだけに不意打ちを食らった感覚があった。その時冷静でなかっただけかもしれないが、アイドルではやることのできない事柄を羅列しているように感じてしまい覚える必要のない悲しさを覚え、必要以上の清々しさを感じた。
本人がこれで終わり!と思えるくらい(意訳)と言っていたような現象が自分の身に生じてしまうとは。
二列目から生で見る梨沙ちゃんは非常に綺麗で、声の響きや表情は素晴らしくて。
これをもっと早くに浴びていたら、手渡しでものを貰っていたら、、、、自分が握手やサイン会、そんなものにお金を使っている世界を少しだけ夢想した。
圧倒的な光はない行動力でさえも与えてくれるのかもしれない。
昨年チェキを撮ったときの感動とは何が違うのかと言えば、声が聞こえて、態度、表情がはっきり見えて、髪の毛さえも詳細に映り、目が合って、……、……、例を挙げればキリがない。
とにかく肌の暖かさ以外は全て味わえたような感覚だった。
「あ! 今の蜂蜜のスプレーかな?」と思うだけで十分だった。
ラララのピピピが流れてBメロから自然と涙がツーっと垂れてこれがアイドルを見るということなんだろうと思った。
今まで同い年でイベント事が自分と同じように展開されているのを見るだけで、じゃあ自分も頑張ろうとは思えなかった。が、少し何かが変わったのかもしれない。
梨沙ちゃん、あなたはおそらく12月に卒コンなんだから卒論に目処が立っているんですね。
じゃあ僕も、とすんなりはいかないかもしれないけれど少しずつ頑張っていけたらいいかなと思いました。
P.S.
MCで本人が「カントリー・ガールズのファンの皆さんはネガティブな人が多いから、ほっとくとすぐにネガティブな方へネガティブ方へいっちゃうから……ポジティブにいきましょう」のようなことを言っていた。
本人が「自分で決めたこと」と言ったとして、それをしっかりと受け入れられてないヲタクは何をすればいいのか、どうやって生きていけばいいのか、卒業までにもう少し考える必要があるだろう。